サプリメント・栄養摂取

【書籍紹介】肉体改造のピラミッド 栄養編 ~クライマー目線での感想

肉体改造のピラミッド 栄養編 作者:Eric Helms,Andy Morgan,八百 健吾 AthleteBody株式会社 Amazon 「肉体改造のピラミッド 栄養編」は、健康的かつ持続的な体重コントロールを行う上で必要となる、栄養摂取の最新知識がまとまった書籍です。主に、ボディビ…

エネルギーシステムトレーニング(乳酸性機構Vol.3)

前回までに乳酸性機構のエネルギー出力の仕組みとクライミングトレーニングを確認してきました。今回は、乳酸性機構によるエネルギー出力を長持ちさせるサプリメントであるベータアラニンについて紹介します。 ベータアラニンが日本のクライミングシーンで市…

クライマーの食生活アンケート

スコットランドのクライマーDave Macleodが、履修している修士課程研究の一環として、クライマーの食生活に関するアンケート協力を呼びかけています。アンケート集計結果は、論文としてまとめてクライマー社会に還元するとのことです。30分程度で終わる内容…

腱・靭帯を強くする栄養摂取(コラーゲンとビタミンC)

クライミングにおける栄養摂取については、観点はいろいろありますが、主に筋力増強の観点でプロテインやアミノ酸の摂取が議論されることが多いです。 一方、腱、靭帯などの軟部組織については、決定打にかける状況で、グルコサミン・コンドロイチン・MSMは…

エネルギーシステムを意識したクライミングトレーニング(ATP-CP機構 vol.2)

ATP-CP機構のエネルギー代謝を構成する主要物質はATPとクレアチンリン酸(CP)ですが、前回、このATPとCPの蓄積量はトレーニングで向上することはなく一定、という話をしました。CPはサプリメントで蓄積量を増やすことができますが、トレーニングによって体が…

エネルギーシステムを意識したクライミングトレーニング(ATP-CP機構 vol.1)

前回の投稿 エネルギーシステムを意識したクライミングトレーニング(全体像) - May the friction be with you! からの続きです。エネルギシステムトレーニングについて、各エネルギー代謝の機構ごとに深掘りしていきます。今回はATP-CP機構の1回目です。 A…