英語圏クライミング情報をザッピングしながら英語学習している話し
本ブログでは、主に英語圏のクライミングトレーニング情報を中心に噛み砕いて共有するスタイルをとっており、情報源は管理人が趣味でザッピングしているyoutubeチャンネル、podcast、ブログ、それらの引用元の論文です。
英語圏のクライミング情報は10年くらい前からときどき見てはいましたが、日常的にチェックし始めたのはここ1〜2年になります。その目的というかきっかけは、9割は英語の勉強がしたいということでした(今でも5割くらいはそれが目的です)。
特に体系的に学習しているわけではありませんが、実感として相当英語に触れる時間を増やすことができましたので、どんな事を行っているか参考にご紹介します。
英語習得に必要な時間の目安
まず日本人が英語を取得するために必要と言われる学習時間を確認します。諸説あると思いますが、管理人が目安にしているのはこちらのサイトに記載されている1000時間程度というものです。
アメリカ国務省付属機関FSIの調査では英語話者が日本語を習得するために必要な時間は2200時間と報告されており、学校教育による英語学習時間1200時間に加えて、更に1000時間程度必要ということになります。
1000時間というと、1日30分学習するとして、1日も休まず継続しても5年以上はかかる計算ですから、達成のためには相当うまくルーチンワークとして習慣づけることが必要です。
習慣づけのために考慮したこと
継続のモチベーションを保つコツなんてものは、それだけで本が一冊書けるほどいろいろな工夫があると思いますが、管理人が考慮したのはただ一点、「自分にとって興味のある英語コンテンツが定常的に目に入るようにする」ことでした。といっても大したことはなくて、
- FacebookでClimbing Magazgne誌とRock&Ice誌をフォロー
- YoutubeでEpicTV、BMC、Lattice Trainingなどをチャンネル登録
- podcastでTrainingBeta、Powercompany Climbing、Training For Climbingなどを登録
これだけです。こうしておくと、1日に一つか二つは興味のあるコンテンツが引っかかるので、翌日に持ち越さないように、その日のうちに読むなる見るなり聴くなりしてしまう様にしています。
最もオススメのコンテンツ(trainingbeta podcast)
上にあげたコンテンツの中でも最もオススメなのは、trainingbetaのpodcastです。クライミングのトレーニングに係る課題を中心に、毎回ゲストのトレーナーやプロクライマーを迎えて収録されており、既に150回を越えた豊富なコンテンツ量を誇ります。
クライミングという、自分にとって間違いなく興味のあるトピックのリスニング教材が、無料でごろごろ転がっているのです。これを利用しない手はありません。trainingbetaのよいところは以下2点です。
スクリプトが公開されている
podcast公開直後は音声のみですが、過去のpodcastの多くはブログ形式でスクリプトが書き下してあります。聞き取れなかった箇所をテキストで確認することができますし、単純に読み物として読むことも可能です。
1回1時間程度の会話形式
youtubeのクライミング動画などでは、時々クライマーのモノローグはあっても、登りのシーンはほとんど喋っておらず、10分の動画で1分くらいしか英語が聞けなかったりします。このpodcastは1時間みっちり、ほぼ会話だけで構成されているため、冗長な時間が無く充実します。
管理人は、通勤時間の他、岩場の行き帰りの車中で聞いてます。1人でのドライブが多く、長閑な隙間時間でしたが、何度も聞いたpodcastをシャドーイングしながら走れば、あっという間に目的地です。
シャドーイングのやり方とは?コツをつかんでネイティブ並みの発音に シェーンのお役立ち情報|英会話教室・英会話スクール【シェーン英会話】
まとめ
まとめると、管理人が英語に触れる時間を増やすための工夫は以下3点です。
- Facebook、Youtube、podcastで、クライミング関係の英語チャンネルを多く登録して、更新がプッシュされるようにする
- プッシュされるコンテンツから、1日に1〜2個の興味あるコンテンツを選んで、その日のうちに消化する
- スクリプトがあるtrainingbetaのpodcastを利用して、岩場の行き帰りドライブでシャドーイングを行う
以前は日本語圏のクライミング情報をザッピングしまくっていて、なんとなくもう少し生産的な活動しないとなぁと罪悪感があったんですが、このやり方を始めてからは、同じようにクライミング情報を漁っていても、これは英語の勉強なんだと思うと罪悪感が少なくなるという副次効果もありました(笑)取り留めのないオチのない話ですが、それではまた。