2023年10月〜12月のクライミングとトレーニング振り返り
2023年10月から12月は、トレーニングの量を減らして岩でのクライミングに集中しました。今フェーズのクライミングとトレーニングについて、備忘としてまとめておきます。
年の瀬を迎え、パフォーマンスを求めるクライミングはひと段落して、年明けから再起動しようと思います。
全体スケジュールの振り返り
今フェーズ3ヶ月間におけるクライミングの回数は、ジムでのボルダリング3回、岩でのリードクライミング2回、岩でのボルダリング12回でした。仕事が忙しく殆どジムに行けませんでしたが、岩には週1程度行けて満足です。
週一クライミングのみだと、保持力や基礎体力が保てなそうなので、平日に自宅でできるトレーニングを1,2回行いました。
クライミングの振り返り
この秋はなかなか丸1日岩場に行くタイミングが取れず、空き時間を見つけてボルダリングに行くことが多かったです。
ルートクライミング
2回障子岩に行くことができました。
1回目は以前から温めていたフィフティストーム5.11aにトライし、無事オンサイト。障子岩では最もスケールがあり、ここ数年短いルートばかりトライしていたのもあって、大変充実しました。
2回目は、こちらも以前から温めていた野生の風5.11cにオンサイトトライ。こちらは全くお話にならず、とても一撃できる感じではありませんでした。ラインどりの読みも見事に外れ。
ここ2年ばかり、障子岩で5.11台のオンサイトトライを続けてきましたが、少し頭打ち感が出てきました。5.11後半〜5.12前半のレッドポイントトライにシフトして、リードクライミングの実力底上げをするのがよさそうです。
ボルダリング
主に土日のどちらかの午前中を使って、田中君の岩に通いました。登りたい課題がなかなか登れず、結局この秋はほぼこの岩のみ。トータル11回通いました。
田中君岩の左下からスタートして田中君に抜けるバリエーションラインの他、金子君や小野君をトライ。金子君は早々に登れましたが、バリエーションラインはムーブがなかなか固まらず。ムーブができてからも、長さがあるのでヨレてしまい、リップ落ちを繰り返し。年の瀬に何とか登り切る事ができました。
小野君の方は、まだまだ試行錯誤中。じっくりやります。
体力トレーニングの振り返り
今フェーズは岩でパフォーマンスを出すことに集中し、体力トレーニングは現状維持できる程度の量に減らしました。基本的に、岩に行ける日は岩に行くようにし、ストレングストレーニングが7日〜10日に1回入るような感じです。
全身のストレングストレーニング
ウェイトトレーニングを自宅で行いました。セット数は、夏のトレーニングシーズンは3〜5セットずつ行っていたところ、今フェーズは2セットに減らしています。
- 上半身プッシュ:オーバーヘッドプレスの日と腕立て伏せの日を交互に入れ替え
- ヒップヒンジ・スクワット:クリーンデッドリフト
- 上半身プル:インバーテッドロウ
保持力トレーニング
クライミングシーズンにおける保持力トレーニングはいつも悩みます。やり過ぎるとクライミングのパフォーマンスに悪影響がありそうですし、やらな過ぎると保持力が低下してしまいそうに感じるので。
今フェーズは以下の動画で紹介されている方法を試しました(18:46〜22:13)
この方法の特徴は、クライミングする日のウォーミングアップとして保持力トレーニングを行うという事です。i-vouのような携帯型ハングボードがあれば実施できるので、岩でもジムでもやりやすいです。実施後は全力で保持できるレベルまで指も温まりますので、本気トライ前の準備にもなり一石二鳥です。
持久力トレーニング兼スキル練習
今フェーズは仕事が忙しく、平日は全くジムに行けませんでした。そのため、普段ジムで行っている持久力トレーニングやスキル練習は殆どできませんでした。
持久力については、ジムに行けない分を補うため、ハングボードで補助トレを何日か行いました。しかし、あまり計画的にできたわけではありません。今後またジムに行けない事が続く際に、どれくらいの頻度で補助トレを行うか、事前に計画する必要があると感じました。
ケガの状況
8月頃から左肘の外側が痛くなっていました(テニス肘)。ガストンで押さえ込むムーブが特に痛むので、そのムーブを含む課題は避けつつ、キネシオテープで保護しながらクライミングは継続。11月後半頃に概ね痛みがなくなり、キネシオテープ無しでクライミングできるようになりました。現在ほぼ怪我故障のない状態なので、このままキープしたいところ。