【雑談】ダンベル新調と、ダンベル収納をDIYした話

先日、自宅のダンベルを新調しました。理由は単純に、ワークアウトに必要な重量が足りなくなってきたからです。

元々は、手動で重量を変えられる、片手15㎏・両手合わせて30kgのダンベルを使用していました。クライミング自体が体力トレーニングになると考えていて、ダンベルは飽くまで、拮抗筋に軽く刺激を入れる程度の補助トレーニング用と捉えていたので、それで十分だったんですね。

しかし、Logical Progression競技力向上のためのウエイトトレーニングの考え方を読んでから、クライミングとは別に、胸・背中・下半身などの大きな筋肉群にしっかり刺激を入れる、基礎体力トレーニングとしてのウェイトトレーニングを行った方がよいのではと思うようになりました。これらの大きな筋肉群へ刺激を入れるためには、持っていたダンベルでは負荷が足りないので、今回新調した次第です。

 

購入したダンベ

購入の際に検討した条件は以下の3つです。

  1. 左右合わせて60㎏~80㎏程度の重量を扱えること
  2. 重量可変で、1kg~1.25㎏のプレートを含むこと
  3. 幅30cm奥行40cm高さ30cmのスペースに収納できること

1番目は、ダンベルで本格的にワークアウトを行う標準的な重量として条件設定しました。

2番目は、ダンベルとして使用するほかに、指の保持力トレーニングの負荷調整用にも使用するための条件です。指を曲げる筋肉はそれほど大きい筋肉ではありません。そのため、なるべく少ない刻み幅で負荷調整するようにしたいです。

3番目は、単純に自宅の収納スペースの条件になります。

結果としては、以下のIROTECの可変式ダンベルを購入しました。 

 

総重量は60㎏、1.25㎏刻みで重量調整できて、1・2番目の条件をクリア。3番目についても、バラせばコンパクトに収納できます(後述)。値段は15000円程度(2021年3月時点)で、後述のフレックスベル等に比べるとだいぶ手頃です。
 

他に購入検討したダンベ

重量可変式のもので、近年流行っているのは、いちいちプレートを付け外しをする必要が無い、ワンタッチ式のダンベルです。その中でも評価の高いのがフレックスベルで、バーの部分を回して目盛りを調整するだけで、指定の重量をセットすることができます。

 

 

レーニングする際に、いちいちプレートを付け外すワンアクションが無いのは、かなり魅力的です。トレーニング開始前の準備作業が多いほど、モチベーションがくじかれがちなので。しかし、結果的に今回は購入を見送りました。理由は、以下3点です。

  1. プレートをバラしてローディングピンにセットするのが面倒くさそう
  2. 収納スペースの条件に合致しない
  3. コスト

1番目は、クライミングに資するトレーニングメニューを行う際にネックになります。先に挙げた指の保持力トレーニングや、ハーネスに重りを装着して行う荷重懸垂は、どちらもローディングピンにプレートをバラしてセットした方が、取り回しがよく便利です。フレックスベルもバラそうと思えばバラせそうですが、そのような使い方をしている例が調べても見当たらず、よくわかりませんでした。

2番目の収納スペースは、片手分で幅19cm奥行480cm高さ18cmです。それなりに省スペースに収められる製品だと思いますが、自宅の条件には合いませんでした。

3番目のコストは、片手32㎏のものを2つ買うと5万円超え(2021年3月時点)になります。ワンタッチの重量調整ができ、かつスタイリッシュなデザイン性を備えており、高い金額を出す価値のあるものとは思います。しかし、今回は1番目、2番目のデメリットと合わせて総合的に判断し、購入を見送りました。   

収納ボックスをDIY

レーニングをする場所はいつもリビングなので、ダンベルの置き場所も、すぐに取り出せるリビングにしています。先にフレックスベルのところでも言いましたが、ダンベルそのままの状態だと収納がかさばりますし、見た目が威圧的です。そのため、バラしてコンパクトにしまえるように、収納ボックスをDIY(自作)しました。

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木材はラジアタパイン集成材で、厚み18mmです。合計60㎏のプレートを収納するので、持ち上げたり引きずって運ばないで済むように、キャスターをつけました。キャスター自体も、ヤワなものだと重さに耐え切れないので、モノタロウで1個当たり30㎏程度の耐荷重があるものを探して、4個据え付けました。

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縦に収納しても倒れないように、ボックスの中は板で小分けしました。この板は、底がたわまないようにする補強材の役割も果たしています。

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下の写真が収納したところ。すっきりスペースに収まって満足です。

 

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可能であれば、バーベルとラックを購入してホームジム化したいとことですけど、今回は見送りました。ひとまず居住スペースを妨げない範囲で、いろいろとワークアウトを試していくつもりです。